10月24日(土)に初の体験授業を実施しました!
この体験授業は、大網中のエリア外の組合加盟塾から「大網中在籍なら近くに新しい塾ができたので、そこはどうですか?」と小高進学塾をご紹介いただいたことがきっかけです。U先生、ありがとうございました!
体験授業の内容は不定詞について。普段なら音読指導をメインに授業を進めるところですが、今回はご要望に合わせて文法中心で授業を行いました。
I like to play soccer.
playは動詞ですが、to playで「すること」となるので「名詞的用法」と呼ばれますね。
でも、私はこれだけでは説明として不十分だと思うんです。「名詞」=「物の名前」と教わった中学生が、「すること」を「名詞」と判断できるだろうか、と少し心配なのです。
ですから、私はここで “名詞とは何か” ということをシンプルに教えます。名詞とは「主語になるもの」です。もっと分かりやすく言うと「“は” や “が” がついて文の先頭にくるもの」です。
「遊ぶは楽しい」は日本語として変ですよね。でも、「遊ぶことは楽しい」ならどうでしょうか。きちんと意味の通る日本語になりましたね。つまり、「遊ぶこと」は後ろに “は” という助詞を伴って主語になった訳です。主語になったということは、名詞になったということです。だから「すること」は「名詞」なんだよ、と説明できます。
「こと」=「名詞的用法」、「ために」=「副詞的用法」、「ための/べき」=「形容詞的用法」とキーワードを徹底して覚えさせるというのも指導法の一つですが、私はなるべく丁寧に説明をして、生徒の「なるほど!」を大切にしていきたいと思っています。ただ「覚えろ」では勉強がつまらなくなってしまいますからね。
さて、体験授業の結果ですが、無事に入塾していただけることになりました。小高進学塾の記念すべき初塾生です。これから一緒に頑張っていきましょう!