6月23日(木)に市原望洋高校の学校説明会に行ってきました。
5年ほど前までは千葉のグリーンタワーホテルで行われていたのですが、ホテルの廃業に伴い、それ以降は学校が会場となっています。私としては、生徒の様子を拝見することもできますし、こういった説明会は学校が会場の方がありがたいですね。
さて、説明会の内容ですが、まずは5つの変更点について。
①校名が「東海大付属望洋高校」から「東海大学付属市原望洋高校」に変更。
②新1年生から制服が新デザインに変更。
③2学期制から3学期制に変更。
④新1年生から週6日制に変更。
⑤夏休み中に教室棟がリニューアル予定。
続いて入試について。
⑥推薦基準が変更。
※募集要項がまだ公表されていないので詳細は控えます。
⑦昨年度入試ではスーパー特進コースの受験生、および入学生が増加。
※スーパー特進コースとは東海大学の難関学部/科(医学部や航空宇宙学科など)への進学や他大学進学を目指す生徒向けのコースです。ちなみにスーパー特進コースの現高3生は東海大学進学希望と他大学進学希望が半々の割合だそうです。
学校生活・大学進学について。
⑧部活動加入率は86.7%。
⑨東海大学への進学率は第一志望学部で80%以上、第三志望学部までなら95%以上。
⑩大学入試にとらわれないので、文系・理系に偏らない学習が展開可能。文理選択は3年次から。
市原望洋高校の最大の魅力はやはり上記の⑨⑩ではないでしょうか。「近隣公立高校の東海大学合格率」をちらっと見せていただいたのですが(詳細は書けません)、その数字を見ると大学受験の心配なく文武両道で3年間を過ごせるというのは大きいなぁと実感します。中高一貫ならぬ高大一貫教育と考えると分かりやすいかと思います。実際、望洋高校では高大連携プロジェクトが多数用意されています。
最後に、説明会前に行われた校内見学について。
(1)どの生徒も集中しており、授業の雰囲気は非常によいものでした。
(2)スーパー特進コースでは各教室に電子黒板が設置されていました。総合進学コースでは1フロアに1台ずつの配置だそうです。
(3)教室にエアコンがなかったような…(ちらっと見ただけなので確定情報ではありません)
(4)校舎が校門に対して背を向けているのは区画工事を見越してのことだそうですが、何と20年以上工事は進んでいないそうです。「工事計画に従って、校舎の向きやグラウンドの用地買収を決めたのですが…」とのこと。たしかに、望洋高校は校門を通ってからぐるっと回らないと校舎に入れない不思議なつくりをしています。そんな秘密があったのですね。初めて知りました。