12月16日(水)に県教委より平成29年度(現中2生の入試)の入試日程が発表になりました。
平成29年2月3日(金)~6日(月) 前期選抜願書提出
平成29年2月13日(月)~14日(火) 前期選抜検査日
平成29年2月20日(月) 前期選抜合格発表
平成29年2月20日(月)~22日(水) 入学確約書提出
平成29年2月23日(木) 後期選抜願書提出
平成29年2月24日(金)~27日(月) 後期選抜志願変更
平成29年3月2日(木) 後期選抜検査日
平成29年3月7日(火) 後期選抜合格発表
注意点があります。前期選抜合格発表と後期選抜出願との間は2日しかないということです。あらかじめ、もし万が一のときは後期選抜をどうするのかを考えておく必要があります。前期選抜では各高校が独自の判定方法で合否を決めており、検査日2日目の「自己表現」や「面接」などに大きな加点(近隣では土気高校100点、東金高校30点、九十九里高校120点等)をしているところもあります。その結果、学力検査の結果が良くとも残念ながら不合格になる可能性があるのです。ショックのあまり感情的な判断で志望校を変更したり、併願の私立高校への進学を決めたりしないで欲しいと思います。そのためにも事前の想定が重要だと思うのです。
ところで、現中3生の入試より専門学科の募集定員枠が前期選抜100%となるのに、前期選抜で志願変更を受け付けないのは、受験生がかわいそうであり、不公平に思います。例えば、大網白里市から商業科高校へ進学する場合ですが、千葉商業高校、東金商業高校、一宮商業高校の3つの選択肢があります。これらの高校では定員割れをしない限りは後期選抜が実施されないのですから、出願倍率を見てから最終受験校を決めたいと思うのは当然です。日程的に厳しいことは分かりますが、子どもたちのためにも県教委には再考して欲しいと思います。
ちなみに京都府の公立高校受験では、中期選抜(千葉県の後期選抜に相当)において、第一志望はA高校、第二志望はB高校という出願ができるそうです。定員の90%までは第一志望者のみでの合否判定、残りの10%は第一志望不合格者と第二志望者を合わせての合否判定と、やや複雑な制度ですが、志願変更ができないのなら、こういった新制度を導入してもよいのではないでしょうか。