千葉学習塾協同組合の定例研修

11月11日(水)に千葉学習塾協同組合の定例研修に参加してきました。

 

今回のテーマは「アクティブラーニング」です。産業能率大学教授の小林昭文先生による「高校物理におけるアクティブラーニングの実践例」についての講演を伺ってきました。

 

「具体的な経験」→「内省的な観察」→「抽象的な概念化」→「能動的な試み」→「具体的な経験(元に戻って繰り返す)」とか、「気づき」を得るためには「コンフォート(快適)ゾーン」を確実に設ける、といったお役所的な理論構築が机上の空論にも感じられたのですが、実践例はとても参考になりました。

 

「演習時間中の立ち歩き可(むしろ推奨)」「演習中の生徒への声の掛け方(安易に教えない)」など、“考える” “書く” “話す” “発表する” といった生徒の能動的学習を促す数多くの工夫を教えていただきました。

 

今後の授業に役立てていきたいと思います。

 

 

来年度の教材

11月4日(水)・9日(月)と、2社の教材展示会(セミナー)に参加してきました。来年度の中学校教科書の改訂に合わせて、塾用の教科書準拠教材も改訂となるからです。

 

レイアウトや問題の難易度等、教材選定のポイントはいくつもありますが、私が最も教材に求めるのは、宿題の出しやすさです。理想は「ポイント」→「類題演習」→「宿題①」→「宿題②」→「発展問題」というページ構成です。類題と宿題①が同レベルで、宿題②がややレベル上であれば言うことなしです。

 

というのも、小高進学塾では同じ内容の宿題を2週連続で出すからです。もちろん定着率を高めるための工夫です。ですから宿題は、その日に学習した内容と前回の授業内容の2本立てになります。(さらに数学では既習事項からランダムに出題される小テストも宿題になります)

 

で、来年度の教材ですが…

 

実は困っています。今まで使用していた教材(2回分の宿題が別冊付録でついてきた)が改訂されて宿題用問題の量が減ってしまったのです。減った分は定期テスト対策問題になっていました。個人的には、1単元終わるごとに「章のまとめ」が2回もあるのだから不要に思うんですけどね。「テスト対策問題」と銘打つと生徒受けがいいのは分かりますが。

 

10年以上使ってきた教材ですが、お別れの時を迎えたようです。

 

 

久々の更新となってしまいました・・・

気が付けば、前回の更新から1ヵ月以上経ってしまいました。

 

完全に言い訳ですが、この1ヵ月、空いた時間はひたすら全国公立高校入試の出題漢字をエクセルに打ち込んでいました。平成10年度から27年度までの18年分、読み書き合わせて約7000語になりました。

 

小高進学塾では、曜日や時間帯を決めて授業を行うのは英数だけですが、定期テスト対策や受験対策ではもちろん5教科の対応をしています。この漢字の打ち込み作業も、「入試対策として出題頻度に即した漢字テストを作る」ために行いました。市販の漢字ドリルを信用していない訳ではありませんが、エクセルに打ち込めば、具体的な出題回数などの分析ができますからね。ただ単に「入試頻出だから覚えるように」と言うより、「これは過去10年で〇回出題されている頻出漢字だぞ」なんてデータを基に伝えることができれば、生徒の食いつきも違うはずです。

 

まだ完全に終わってはいませんが(意味・類義語・対義語のまとめが終わってない…)、だいぶ形にはなってきたので、また今日からブログを更新していこうと思います。

 

 

パーティションを購入しました

11月5日(木)にパーティションを購入しました。

 

9月1日(火)に開塾してからずっと、「新しい塾ができましたよ」というアピールの意味で教室を外から見える状態にしてあったのですが、先日、通りすがりの少年に、

 

「この塾、外から丸見えじゃん。俺嫌だよ~。」

(もちろん少年は私が教室内にいたことに気が付いていません)

 

と言われてしまったのです。そりゃそうですよね。自分が勉強している姿を通行人に見られたくはないですよね。

 

ちょうど、教室と自学スペースをきちんと区切りたいと思っていたところだったので、これを機会にパーティションを購入することにしました。

 

発注して1週間。届いた品物を見てびっくり。梱包の段ボールに穴が開いているのです。パーティションは残念ながら凹んでました… 原因は外国製段ボールの貧弱さです。4枚重ねにしても簡単に手で引きちぎることができるのです。あらためて国産商品の優秀さを再認識した一件でした。あ、パーティションは無事、返品交換していただけました。

 

ところで、私も長らく「パーテーション」と言っていたのですが、これって誤りなんですよね。partition=パーティションが正しい呼び方です。

 

 

時間割

10月28日(水)に小学生の算数のお問い合わせをいただきました。

 

残念なことに部活動のために授業に間に合わないとのこと。多少の遅刻であれば授業後にフォローできますよ、とお伝えしましたが…

 

小学生の授業は5時からにしてあるのですが、最近は小学生も部活動で忙しいんですね…

 

ちなみに時間割は中学生の帰宅時間から逆算して設定しました。

 

「10:00には帰宅して欲しい→塾を出るのは9:30→授業後に質問対応や宿題直し等をしたいので授業終了は9:00→授業開始は7:00」という感じです。

 

そうすると小学生は「5:00~6:20で授業、6:20~6:50が質問対応や宿題直し」となるんです。

 

県の青少年育成条例では夜間の外出禁止は11時以降となっているので、もう少し授業時間は遅らせることができそうです。でも、自転車で帰宅する生徒の安全や、翌日の学校授業への影響を考えると簡単には決められません。

 

結論ですが、現在は学校が冬時間なので塾の時間割はこのままとします。ただ、来年の4月以降はこの問題が顕著になりそうなので、時間割変更を検討します。塾も学校と同じように夏時間と冬時間を設定するのも一つの案ですね。

 

 

プロジェクターを購入しました!

10月28日(水)に念願のプロジェクターを購入しました!

 

9月10日(木)の安河内先生の英語教育に関する講演を聞いて以来、ずっと欲しかったのですが、生徒さんの入塾に合わせてついに導入することにしました。

 

小高進学塾では、プロジェクターを使って板書量を減らして、その分を生徒の考える時間や音読する時間に充てるアクティブラーニング型の授業を実践していきます!

 

ところで、購入先は某家電量販店なのですが、何回やっても値引き交渉は好きになれません。同じ日に同じ商品を同じ場所で買うのに、購入者によって支払金額が異なるというのはどうにも腑に落ちないのです。今回は決して安い買い物ではなかったので、ちょっと頑張ってみましたが…(延長保証を無料にしてもらいました) 昔は値引き交渉なんて、秋葉原の電気街だけでしたよね。メーカー希望小売価格があった頃が懐かしいです。

 

 

お問い合わせ&体験授業

10月24日(土)に初の体験授業を実施しました!

 

この体験授業は、大網中のエリア外の組合加盟塾から「大網中在籍なら近くに新しい塾ができたので、そこはどうですか?」と小高進学塾をご紹介いただいたことがきっかけです。U先生、ありがとうございました!

 

体験授業の内容は不定詞について。普段なら音読指導をメインに授業を進めるところですが、今回はご要望に合わせて文法中心で授業を行いました。

 

I like to play soccer.

playは動詞ですが、to playで「すること」となるので「名詞的用法」と呼ばれますね。

 

でも、私はこれだけでは説明として不十分だと思うんです。「名詞」=「物の名前」と教わった中学生が、「すること」を「名詞」と判断できるだろうか、と少し心配なのです。

 

ですから、私はここで “名詞とは何か” ということをシンプルに教えます。名詞とは「主語になるもの」です。もっと分かりやすく言うと「“は” や “が” がついて文の先頭にくるもの」です。

 

「遊ぶは楽しい」は日本語として変ですよね。でも、「遊ぶことは楽しい」ならどうでしょうか。きちんと意味の通る日本語になりましたね。つまり、「遊ぶこと」は後ろに “は” という助詞を伴って主語になった訳です。主語になったということは、名詞になったということです。だから「すること」は「名詞」なんだよ、と説明できます。

 

「こと」=「名詞的用法」、「ために」=「副詞的用法」、「ための/べき」=「形容詞的用法」とキーワードを徹底して覚えさせるというのも指導法の一つですが、私はなるべく丁寧に説明をして、生徒の「なるほど!」を大切にしていきたいと思っています。ただ「覚えろ」では勉強がつまらなくなってしまいますからね。

 

さて、体験授業の結果ですが、無事に入塾していただけることになりました。小高進学塾の記念すべき初塾生です。これから一緒に頑張っていきましょう!

 

 

千葉東高校の公開授業を見学してきました

10月23日(金)に千葉東高校の公開授業を見学してきました。

 

実はこれも千葉学習塾協同組合のおかげです。千葉東高校からの案内を組合加盟塾が情報共有することによって、私は参加申し込みができたのです。こまめに各公立高校のホームページをチェックして、問い合わせをしたり申込用紙を郵送してもらったりするのは、どうしても小さい塾では難しいところもありますからね。組合には感謝です。

 

千葉東高校は進学型単位制の高校であり、希望進路に応じた「発展英語」「物理研究」などの多数の学校設定科目がその魅力です。今日の3年生の5限授業では、クラス数9に対して倍の18もの授業が実施されていました。

 

さすがに進学校とあって、どの教室でも非常に引き締まった雰囲気の中での授業でした。

 

休み時間には2年前に教えていた生徒に会うことができました。元気に充実した高校生活を送っているようで安心しました。

 

 

千葉黎明高校の塾対象入試説明会に行ってきました。

10月20日(火)に千葉黎明高校の塾対象入試説明会に行ってきました。

 

千葉黎明高校は、①普通科特進コース ②普通科一般コース ③生産ビジネス科 の3つの学科/コース編成です。普通科一般コースでは、1年次が習熟度別クラス編成(アドバンスト/ベーシック)、2年次は進路別クラス編成(文理/総合)となります。

 

このような学科/コース編成に加え、進学補習の充実等を図った結果、平成20~21年度で68%(内大学/短大34%)だった普通科進学率が、平成24~26年度では86%(内大学/短大70%)にまで向上したそうです。ちなみにこの進学率は、東金高校を若干上回るものとなっています。

 

入試制度については、以下のような変更および特徴があります。

①前期選抜の2回実施(H28の入試より)

②全科/コースで試験問題の統一(H28の入試より)

③受験料を20,000円から15,000円に減額(H27の入試より)

④併願者の延納金は25,000円

 

近隣私立高校の延納金は50,000円のところがほとんどですので、かなりお得だと思います。ちなみに延納金が50,000円未満の近隣私立高校は、敬愛学園高校・千葉敬愛高校…40,000円、愛国学園四街道高校…0円 だけとなっています。(市川方面にはもう少しあります)

 

私は、今回初めて千葉黎明高校を訪問したのですが、先生方が一丸となって学校運営をされている様子や、引き締まった学校雰囲気を感じることができました。

 

大網からだと、どうしても乗り継ぎが不便(大網駅→成東駅→八街駅)なので、通学に1時間以上かかってしまうのですが、その点を除けばお勧めできる私立高校だと思います。

 

 

やってしまいました・・・

11月末にブログを書くためにホームページをリニューアルしたのですが、古いホームページが検索に引っかかることは気が付いていました。ただ、自分のパソコンでは、古いホームページを表示しようとすると自動的に新しいホームページに移行したので特に問題に思っていませんでした。

 

が、自動的に移行するのはどうやら自分のパソコンだけのよう。私以外の人が検索結果から古いホームページをクリックするとエラーメッセージが出てしまっていたのです。

 

古いホームページを完全に削除しようと思い、転送ツールなるものをいじってみました。失敗しました。ど素人の私がいじるべきではありませんでした。

 

結果、新しいホームページにログインできなくなりました。もうお手上げです。サポートセンターに電話しました。

 

「wordpressの再インストールが必要です。」

 

「今までのデータはどうなりますか?」

 

「ブログなどの投稿内容は全て消えてしまいます。」

 

やってしまいました… ショック大きいです。幸いにもバックアップをとってあったので全滅はしませんでしたが、いくつかのブログは飛んでしまいました。

 

バックアップのインポートや細かな設定の復元が終わったので、今から飛んでしまったブログの復元をします。覚えてるかなぁ…