部分日食

3月9日(水)は部分日食が観測できる日でした。毎月配布している塾内カレンダーには日時を記入し、生徒には日食の起こる理由や皆既日食と金環日食の違いなどを説明して準備万端だったのですが、残念なことに小雨交じりのあいにくの天気で観測することはできませんでした… もっとも、生徒はその時間帯、学校の授業中なので、晴れていても観測できたかは分かりませんけどね。(授業も聞かずに日食メガネをかけて空を眺めてたら、怒られますよね)

 

次回の天体望遠鏡なしでも楽しめる天体観測は8月12日ごろのペルセウス座流星群です。

 

 

クリスマスローズが咲きました

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開塾してから塾の入り口で育ててきたクリスマスローズがようやく咲きました。なかなか花芽が出てこなくて心配していたのですが、通常より1ヵ月遅れで無事に白い花を咲かせてくれました。

 

ちなみに写真の後ろに見える青い花はビオラ、ピンクの花はジュリアンです。そして、右後ろの茶色い物体は枯れてしまったコニファーです… 暖かくなったら枯れた部分を摘んであげようと思っていたのですが、残念ながら春を待たずに完全に枯れてしまいました。コニファーは育てるのが難しいですね。

 

 

フレイ・トルメンタ

中2の英語の教科書(Sunshine/開隆堂)のプログラム9に、覆面レスラーとなって孤児院の資金を集めた聖職者の話が掲載されています。

 

One day, Sergio watched a professional wrestling match on TV.

All the wrestlers wore masks.

“That’s it!” He thought.

“I can earn lots of money without showing my face.”

 

これは、彼(Sergio)が覆面レスラーとなったきっかけの場面です。without showing my faceから彼は身元を隠したかったのだろうと推測できます。しかし、彼のリングネームのFray Tormenta(フレイ・トルメンタ/スペイン語)ですが、Frayは修道士という意味なのです。(ちなみにTormentaは雷雨という意味で、日本では彼を「暴風神父」と紹介しています)

 

また、メキシコでは、彼がレスラーとしてデビューする12年前に、神父が孤児院のためレスラーとなって戦うという映画が公開されていたらしいのですが、何と主人公の名前がTormenta。

 

彼はレスラーになるにあたり、身元を隠すつもりはなかったのではないでしょうか? リングネームが「暴風神父」じゃ、ばれるのは時間の問題ですしね。

 

ということで、私は、顔を隠せるからではなく、札付きの悪として有名だった彼は腕っぷしに自信があったからレスラーになったというのが真実のように思います。(ただし、デビュー時すでに30歳を超えていた彼は、思惑通りに勝つことはできず、やられ役が多かったそうです。しかし、それでも孤児のために何度も立ち上がり続ける姿が彼の人気に火をつけます。ファイトマネーも上がって、12年後には新しい孤児院を建てることができたそうです。)

 

 

あやしい訪問者

2月4日(木)のこと。銀行からの帰り道、ジャージ姿の若者5人組が2,3グループ、地図を広げて何やら相談しているのを見る。中学校時代にやったオリエンテーリングを思い出す。

 

塾に戻って仕事をしていると、先ほどの5人組が来塾する。

 

「私たち、株式会社〇〇スの新入社員なのですが、ただいま新人研修中でして、飛び込み訪問で時給1,000円のお仕事を探しています。ポスティングでも掃除でも何でもしますからお仕事をいただけませんか?」とのこと。

 

「なるほど、そういうことだったのね」と納得するも、お願いするような仕事(単純作業)もこれといってない。丁重に申し出をお断りし、「頑張ってね」と声を掛け、お引き取りいただいた。

 

彼らを見送った後、ふと疑問が。

「1人時給1,000円なら、5人で5,000円? 微妙に高くないか?」

「飛び込みで名刺交換なら分かるが… あれは本当に新人研修なのか?」

 

むやみに人を疑いたくないが、エアコンの室外機が盗まれ、自動販売機が燃やされる昨今、どうしても悪い方に考えてしまう。仮に、掃除をお願いしていたら、店舗のレイアウトや現金の有無、警備状況がリサーチされ、後日事務所荒らしに遭うのでは…?

 

インターネットで確認する。株式会社〇〇スは実在した。が、着物の訪問買取に関するトラブル(特定商取引法違反)で行政処分を受けた株式会社〇〇ドから事業委譲された会社であることが判明。着物の訪問買取事件はかなり大きく報道されたので、同じ社名では事業を継続できなくなったのだろう。

 

新人研修は本当のようだが、こんな研修をしている会社は、やはりと言うか、ろくでもない会社だった。

(今回は文体を変えてみました。深い意味はないです。)

 

 

組合の定例研修&教材展示会

1月27日(水)に千葉学習塾協同組合の定例研修に参加してきました。今回のテーマは理社の入試出題予想です。

 

担当の先生方による緻密な分析は大変参考になりました。今後の指導の参考とさせていただきます。ありがとうございました。

 

定例研修後は幕張から千葉へ移動して、教材展示会に参加してきました。この類のイベントは4回目の参加です。前回の展示会では単元テスト等の付属品が未完成の出版社もあったのですが、ようやく今回は付属品も含めた比較をすることができました。「授業で使う問題・授業週の宿題とする問題・授業翌週の宿題とする問題」と3部構成になっている、まさに私の理想とするテキストを発見することができました! また、定期テスト対策用として使用する国理社の教材選定もできました。

 

これで、安心して新年度を迎えることができそうです。

 

 

見出し文法

1月10日(日)にイギリスのDavid Bowieさんが亡くなられました。洋楽に疎い私は(最近の邦楽にも疎いですが)、David Bowieさんの名前は知っていたものの、どんな曲を出された方なのか分からなかったので、気になってYouTubeで調べてみました。するとこんな見出しが出てきました。

 

①David Bowie dead… (deadは形容詞だからbe動詞が必要なのでは?)

②David Bowie dies… (すでに亡くなっているに現在形?)

 

これは、新聞等で使われる見出し文法というものです。見出し文法には次のようなルールがあります。

・現在形は過去を表わす(上記②が該当)

・過去形は受動態を表わす

・未来形はto+動詞の原型で表す

・be動詞は省略する(上記①が該当)

 

で、検索の結果ですが、“Let’s Dance”は聞いたことがありました。たしか、車のCMで使われていましたよね。

 

David Bowieさんのご冥福をお祈りいたします。

 

 

郵便局の方がいらっしゃいました

郵便局の方が営業にいらっしゃいました。「年賀状をダイレクトメール代わりに利用しませんか?」とのこと。

 

「年賀状を購入→印刷→持ち込み」をすれば、事前に担当の方と相談して決めたエリアに年賀状を配達してくれるサービスだそうです。個人情報保護の観点から、「中学生のいるご家庭」等にピンポイントでの配達は不可能だそうですが、子どもの多い地区は郵便局の方で大体把握できているので、ダイレクトメールとしての機能は十分果たせるそうです。また、お年玉くじがついているので、ポスティングのチラシのようにすぐに破棄されてしまう心配も少ないとのこと。(そして、郵便局的には年賀状の売り上げが上がると…)

 

かなり魅力的な提案で心ひかれたのですが、お正月だと冬期講習の生徒募集に間に合いませんよね… あと、当然のことながら、1枚52円ですから仮に1,000枚としても52,000円…

 

残念ながら、今回は見送ることにします。夏のカモメールでも同様のサービスがあるらしいので、夏期講習に向けて、そちらを再度検討することにします。

 

それにしても、郵便局も民営化になって大変そうです…

 

 

教材会社の営業の方がいらっしゃいました

教材会社の方が営業にいらっしゃいました。教科書準拠の数学のテキストについて、いろいろとお話しをさせていただいたのですが…

 

私:「塾の授業は通常予習型なので、新出事項を教えるのにもう少し導入(ポイント)のボリュームがあるといいですね。」

営:「数学の先生はこだわる人が多く、導入(ポイント)は全部自分で板書するから、テキストに余計なものを入れるなというご要望が多いんですよ。」

私:「そうなんですか… 私は少数派なのですかね?」

私:「でも、最近はアクティブラーニングと呼ばれる、演習などの生徒の能動的活動が重視されていますよね。演習時間の確保という意味でも板書の負担が減らせるとありがたいのですが。」

営:「数学でアクティブラーニングは成立しません。絶対に無理です。」

私:(ずいぶんはっきりと断定されるのですね…)

私:「こちらの教材はいいですね。ただ、B問題が少し難しくありませんか?」

営:「最近は学校の定期テストも難しいんです。この程度の問題はよく出題されています。」

私:(この地域で20年塾講師しているけど、こんな出題見たことないです…)

 

アクティブラーニングについては、定義の共通認識化が図られているとは言い難いので、この営業の方は「英語授業における能動的学習」のようなものをイメージされていたのかもしれません。(私は、教科を問わず、「書く・読む・話す・解く・考える」といった生徒の能動的活動が見られれば、アクティブラーニングであると認識しています) ですから、会話の食い違いもそのあたりに原因があるのかもしれません。

 

しかし… その他については「?」です。文面では伝わりにくいですが、営業の方の口調が厳しくて、正直いい気持ちはしなかったです。自社の教材に絶対の自信があるのかもしれませんが、私としては納得がいかないことばかりでした。何を言っても完全否定されてしまうので、途中からは「言っても無駄」と感じるくらいでしたから。お互いに「なるほど、そういう考え方もあるのですね。」という会話がしたかったです。

 

営業の話術も大事ですよね。

 

 

教材会社のセミナーに参加してきました

12月8日(火)に教材会社の展示会&セミナーに参加してきました。

 

先月に引き続き、これで3社目の参加ですが、今回は自社テキストの展示だけでなく、複数の教材会社のテキストを比較できる展示形式だったので、大変有益でした。

 

「宿題の出しやすさ」を私は教材選定の重要要素としているので、副教材(別冊付録)をじっくり見たかったのですが、残念ながら、副教材(別冊付録)が完成していない教材も一部見受けられました。

 

ですが、扱っている問題の難易度やレイアウトなど、いろいろと比較することができたので、だいぶ来年度の教材にもめどが立ちました。(まだ最終決定ではないですが)

 

 

ブログのこと

今日は2月28日。塾の生徒募集もピークを迎えようという時期です。塾をお探しでこのホームページをご覧になられている方もいらっしゃると思います。

 

私のブログをお読みになって「なぜ11月のことを2月に書いているの?」という疑問を持たれた方もいらっしゃると思いますので、事情をご説明します。(事情というより言い訳ですが…)

 

開塾が平成27年9月で、そのときにホームページも立ち上げました。ブログはホームページにリンクを貼る形式ではなく、ホームページ内に開設したかったのですが、その方法が分からず、まずはブログなしのスタートとなりました。その後いろいろと調べたところ、ホームページ内にブログを開設するには、最初からホームページを作り直すしか方法がない、ということが分かり、新ホームページをアップしたのが11月末になります。そこから記憶を頼りに9月分からのブログを書き始めたのです。で、途中で記事の消失等もあり、いまだに9~11月の3ヵ月分のギャップが埋まっていないのです。

 

小高進学塾の新年度は4月からですので、3月中にこのギャップは解消したいと思います。