春期講習最終日のテスト

4月5日(火)は春期講習最終日でしたので模擬試験を実施しました。(4月5日は始業式でしたが、午後は部活動もないとのことでしたので、この日を試験日としました)

 

テスト中の生徒の様子を観察することで成績アップのヒントを得られる場合があります。問題を解くスピード、残り時間の有効な使い方(見直しの仕方)、長文の読み方(本文へのチェックの有無)等です。

 

じーっと見つめ続けると生徒への無言のプレッシャーとなってしまうので、様子をさりげなく観察しながらテスト監督をしていました。

 

と、小6生に異変が。何やらフリーズしています。近寄って問題を確認すると、何と未習内容が出題されているではないですか! 生徒にその問題を飛ばして次に進むよう指示を出し、その他の問題のチェックをします。ありえないことに他にもありました。未習内容からの出題が合計3問もありました。年度途中ならまだしも(学校進度が遅れていれば、未習内容からの出題はありえます)、今回は新年度初回のテストですからね。テスト範囲は「前学年の復習」なのに、なぜこのようなミスが?

 

事前にチェックすれば生徒を混乱させることもなかったのですが、試験前に問題を見てしまうと授業に影響が出てしまう(あからさまに問題を教えることなどは絶対にしませんが、どうしても気持ち的にね…)ので私は見ないようにしています。こんなことがあると、次回からどうしようかとちょっと不安になります。

 

試験終了後にテスト会社に連絡をしました。当たり前ですが、その3問は全員正答扱いとしてくれるそうです。

 

しかし、単純な出題ミスが3箇所もあっては、「なぜ先生はこのようなテスト会社を採用しているのですか?」という話になりかねない事態です。さらには、「先生、これ習ってません」という生徒の訴えがあったとして、もしうっかり「そんなことはないよ。もう一度よく考えてごらん」などと対応してしまったら、先生と生徒の信頼関係を損ねることにもなってしまいます。生徒からしてみれば信じてもらえなかった訳ですから。私は学年ごとの学習内容を大体把握できていますが、学生のアルバイト講師等なら十分起こりうる話ですよね。

 

人間のすることですからミスがあるのは当然です。しかし、今回の一件は深刻な問題でしたので、「申し訳ありません」を繰り返す営業担当の方にはちょっと気の毒でしたが、上記の話と今後繰り返して欲しくない旨をきちんとお伝えしました。(念のため書いておきますが、感情的に怒ったりはしていませんよ)

 

ところで、ようやくブログの記事内容が現実の日付に追いつきました。3月中に達成することはできませんでしたが、何とか新年度授業には間に合いました。

 

 

公立高校の先生方の人事異動

3月28日(月)に公立高校の先生方の人事異動が発表になりました。

 

以前のブログでも紹介したように、千葉学習塾協同組合では公立高校訪問を毎年していますが、実は私がとりまとめ担当なのです。ですから、校長先生や教頭先生の人事異動は、私にとって非常に重要です。

 

早速、県教委のホームページからファイルをダウンロードして確認します。

 

異動になられた先生方が予想以上に多いです…

 

千葉南高校・土気高校・松尾高校・成東高校・九十九里高校・大網高校・一宮商業高校で校長先生が代わられました。成東高校と大網高校では教頭先生も同時に代わられています。ちょっと今年は挨拶回りが大変そうです。

 

 

春期講習

3月25日(金)から春期講習が始まりました。ありがたいことに外部からも3名の参加がありました。開塾してから半年が経ち、少しずつですが小高進学塾が認知されてきたようです。

 

以前のブログでも紹介しましたが、春期講習は「勉強会」形式となり、個別に学習内容を設定します。参考までに今回の春期講習での一例を紹介します。

 

Aさん…分数計算のまとめ2コマ、割合の文章題3コマ、速さの文章題3コマ、説明文の読解演習2コマ

Bさん…小5~中2までの計算および方程式の解法の総まとめ30コマ(分数・正負の数・文字式・一次方程式・連立方程式)

Cさん…回路と電流・電圧2コマ、オームの法則2コマ、幕末~明治維新4コマ

 

短い講習ですが、きちんと目的意識を持って取り組めば必ず成果は上がります。頑張っていきましょう!

 

 

通知表

3月24日(木)は学校の終業式でした。気になるのは塾生の通知表結果です。授業の際に通知表を持ってきてもらい、早速確認しました。

 

例によって個人情報保護の観点から詳しくは書けませんが…

 

何と、Aさん、数学が〇になっているではないですか! 教えている側としても、これは素直に嬉しいです。おめでとう!

 

期末テストの結果はもちろんのこと、日頃の授業態度や提出物がきちんと評価されたんですね。大変だったけど、提出物を丁寧に仕上げた甲斐がありましたね。

 

普段はおとなしいAさんですが、このときばかりはニコッと微笑んだのを私は見逃しませんでしたよ。

 

ところで、私は定期テスト結果よりも通知表結果を重視しています。なぜなら、高校入試の際に調査書に記載されるのは(いわゆる内申点)は通知表結果だからです。以前のブログでも書いたように、小高進学塾では「やるべきことをきちんとやる」ことを目指して提出物を重視していますが、実は内申点対策だからでもあるのです。

 

 

千葉学習塾協同組合の外房支部会に参加してきました

無題

3月18日(金)に千葉学習塾協同組合の外房支部会に参加してきました。

 

まずは、先月の支部会と同様に入試情報の交換です。今月の支部会では自己採点結果だけでなく、開示情報の情報交換もありましたので、より正確な入試データが入手できました。

 

開示情報というのは、実際の入試点数のことです。千葉県公立高入試では、受験票を持参して受験高校の事務室に行けば、5教科の点数と調査書の開示を受けることができます。残念ながら、前期選抜2日目(自己表現等)の結果は開示されませんが、調査書はコピー代を支払えばコピーしてもらえます。(保護者の方が開示を受ける場合は受験票の他に受験生との続柄を証明するものが必要になります)

 

今後の進路指導に役立てていきたいと思います。

 

入試情報交換の後は、LED電灯のことやホームページのことなど、塾運営に関する情報交換もしてきました。小高進学塾の蛍光灯は規格が古く、切れたら機材ごと交換しようと思っていたので、とても参考になる話を聞くことができました。

 

 

自動車税

人生初の青色申告に行ってきました。経費等、いろいろと指摘されるのかなぁとかなり緊張したのですが、予想以上にあっさりと終了し、ちょっと拍子抜けでした。(出納帳や領収書等一式持参したのですが、必要ありませんでした)

 

ところで、税務署の方から「自動車税も車を仕事で使った分は経費計上できますよ」とご指摘をいただき、さっそく税額を調べたのですが… あれ? 金額が微妙に上がってる?

 

私の車は平成5年登録なので、もう10年重課を払っているのですが、何と重課の割合が高くなっていました… 平成27年から10%が15%になっていました…

 

調べてみて分かったのですが、さらに平成28年度からは、登録から13年が経過した車の自動車重量税が上がるそうです。(私の車は今年23年目なので関係ありませんが…)

ちなみに車重1.5トン未満の税額(2年分)は次の通りです。

エコカー75%割引…3,700円

エコカー50%割引…7,500円

エコカー…15,000円

エコカー以外…24,600円

13年経過…34,200円(エコカー以外の約1.39倍/今までは32,400円)

18年経過…37,800円(エコカー以外の約1.54倍)

 

車の重量って13年とか経過しても重たくなりませんよね。重課の根拠ありませんよね。まぁ、それを言ったら道路特定財源から一般財源化された時点で、自動車重量税は課税根拠そのものが喪失している訳ですが。

 

何だか国からペナルティーを課されている気分ですが、気に入っている車なので、意地でも維持します!

 

 

部分日食

3月9日(水)は部分日食が観測できる日でした。毎月配布している塾内カレンダーには日時を記入し、生徒には日食の起こる理由や皆既日食と金環日食の違いなどを説明して準備万端だったのですが、残念なことに小雨交じりのあいにくの天気で観測することはできませんでした… もっとも、生徒はその時間帯、学校の授業中なので、晴れていても観測できたかは分かりませんけどね。(授業も聞かずに日食メガネをかけて空を眺めてたら、怒られますよね)

 

次回の天体望遠鏡なしでも楽しめる天体観測は8月12日ごろのペルセウス座流星群です。

 

 

クリスマスローズが咲きました

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開塾してから塾の入り口で育ててきたクリスマスローズがようやく咲きました。なかなか花芽が出てこなくて心配していたのですが、通常より1ヵ月遅れで無事に白い花を咲かせてくれました。

 

ちなみに写真の後ろに見える青い花はビオラ、ピンクの花はジュリアンです。そして、右後ろの茶色い物体は枯れてしまったコニファーです… 暖かくなったら枯れた部分を摘んであげようと思っていたのですが、残念ながら春を待たずに完全に枯れてしまいました。コニファーは育てるのが難しいですね。

 

 

期末テスト(学年末テスト)の結果

3学期の期末テスト(学年末テスト)の結果が返ってきました。生徒数が少ないので個人情報保護の観点からあまり詳しいことは書けませんが、今後に繋がる結果だったと言えると思います。(決して悪い点だった訳ではないですよ)

 

テスト前に何をどのように勉強したのか。

そしてそれが点数にどのように反映されたのか。

点数アップのために今後は何をすべきなのか。

各教科ごとに答案の誤答分析をした上で、本人と保護者の方にお伝えしました。

 

するべきことが分かったら、あとは実行あるのみです。「自覚と実行」、この2つが成績アップには必要不可欠ですからね。私も春期講習の学習内容を詰めていきたいと思います。(春期講習は個人対応なので、細かに学習内容を設定することができます)

 

 

二次募集

今年の公立高校の二次募集で気になることがあります。

 

(後期選抜の問題や合否発表については、特にトピックスもなかったのでブログは書きませんでした)

 

千葉工業高校は今年から前期募集枠100%になった専門学科の高校です。前期選抜にて定員数と同数の合格者を出し、無事全員から入学確約書が提出されました。したがって後期選抜は実施されなかったのですが、何と二次募集を実施しているのです。情報技術科と理数工学科で各1名の募集があったのですが、一体何があったのでしょう?

 

ちなみに、前期選抜にて定員数を上回る合格者を出しておけば避けられた事態だと思われます。今年は高校によって対応が割れましたが、おそらく来年度からは合格者を若干名多く出す高校が増えるのではないでしょうか。(前期選抜募集枠が100%の専門学科に限った話です)

 

それから、外房地域で二次募集が多いのも気がかりです。茂原樟陽高校2名、大多喜高校11名、大原高校57名(!)の二次募集がありました。やっぱり子どもが減っているんですね… 現状、県としては「活力ある教育活動を展開するためには一定限の学級規模(4クラス160名)が必要である」という立場ですので、二次募集が続くようだと大多喜高校と大原高校は統合の可能性が出てくるかもしれませんね。大網地域でも、九十九里高校はここ数年定員ぎりぎりの入試が続いているので心配です。(九十九里高校はすでに例外的に3クラス規模での学校運営となっています)