今更ですが・・・

新年度も始まったので、ブログを再開することにしました。12月の時点で「思い出しながら少しずつ書いていきます」と宣言したものの、入試直前期ということもあり実行できず、気がつけば4月になっていました…

 

今更ですが、ブログの抜けている期間(昨年7月~今年3月)の個人塾塾長の活動をダイジェストでまとめていこうと思います。

 

今回は昨年の7・8月についてです。

 

7月31日(日)…山武地区進学相談会が城西国際大学にて行われました。以前のブログで書いた「大網高校の学科再編」などを質問するために、夜以外の夏期講習を休講にして私も参加してきました。

 

で、大網高校の件ですが、①定員数(クラス数)は減らないと思うので、「農業科生産技術コース」「農業科経済コース」のようにコースとして既存の学科を残すことになる(と思われる)、②経済(流通)分野のカリキュラムにおける農業科と食品科学科との兼ね合いについては現在学内でカリキュラムの再編中、とのことでした。

 

ちなみに大網高校では白里海岸に自生する海浜植物「浜防風」の再生活動をしているそうです。なんと組織培養の技術も活用しているとのこと。在学中には十分な大きさまで育たないため後輩への引き継ぎとなるそうですが、「浜防風」が大きくなったら卒業生を集めての植えつけイベントなども計画しているそうです。

 

いいですね、こういうの。自分の近況報告がてら数年ぶりに高校の先生とお会いできる機会があるというのは卒業生にとって貴重ですよね。もちろん先生も嬉しいでしょうし。また、在校生にとっては先輩方の姿を見られることで自分の進路を考える一つのきっかけにもなるのではないでしょうか。植えつけイベント、成功するといいですね。

 

8月7日(日)…首都圏進学フェアに参加するため、この日も夏期講習を夜以外は休講として、会場である幕張メッセまで行ってきました。ここでしか手に入らない進路情報誌と高校パンフレットの入手が主な目的でしたので、残念ながら特に高校情報はありません。

 

8月27日(土)…長生・夷隅地区進学フェア(会場:茂原樟陽高校)に行ってきました。会場が高校のためでしょうか、参加者がかなり少ないのが残念でしたね。こちらとしては、各高校のブースを回って合否判定方法や進学実績などを詳しく聞くことができたので好都合でしたが…

 

ということで、7・8月は高校の合同説明会のようなイベントが多いのですが、小高進学塾では今年も各進学イベントの情報をいち早く保護者の方にお伝えいたします。生徒本人は体験入学がありますが、保護者の方が県立高校の先生のお話を聞くことができる機会はさほど多くありません。幸いにもこの地区では学校主催で上述のような合同説明会が開催されていますのでぜひご活用ください。

 

さて、最後に夏期講習の反省を。

 

出来る限り多くの授業を行おうとして非常にタイトな日程を作ってしまったのが反省点です。というのも、台風のせいで臨時休講が数日あったのですが、その分の振替授業を8月中に組めなかったのです。何とか9月の日曜日を使って振替授業は全て実施しましたが、夏期講習を9月の第3週まで延長することになるとは思ってもみませんでした。今年はもう少し日程に余裕を持たせます。

 

ということで昨年の7・8月分のブログでした。

 

 

新年度スタート

4月5日(水)より新年度授業がスタートしました。

 

おそらく多くの塾が入試が終わった3月からを新年度としていると思いますが、これについては色々と思うことがありまして、小高進学塾では3月はその学年の総復習、4月より新年度授業としています。

 

ですので、4月中に体験授業→ゴールデンウィーク中に進度調整の補習→5月よりご入塾という流れが可能です。4月中にお問い合わせをいただければ、新学年内容を初めから学習することができますので、これから塾探しをなさるという方はぜひご検討ください。

 

なお、ご来塾いただいた方には「オリジナル入試データ集」を差し上げております。どうぞお気軽にお問い合わせください。(入試データ集は数に限りがございます)

 

ちなみに各学年の募集生徒数ですが、中学生が各学年とも3名程度、小学生(小4~6)が各学年とも5名程度となっております。

 

 

幕張総合高校の前期選抜②と邪推

幕張総合高校の件、テレビでも取り上げられたようですね。

 

昨日のブログの繰り返しになりますが、部活動等を重視した選抜を行うことは「自己表現でA判定の者から総合的に判定する」と事前に公表されているので問題はありません。

 

問題は「A判定の生徒リストが事前に作られていたこと」です。報道によれば、実技についてはリスト外でもA判定になる可能性はあったようですが(人数的には微々たるものと思いますが)、口頭による自己表現を選択した受験生は、どんなにスピーチを頑張ったとしてもA判定の見込みは限りなく0に等しかったとのこと。

 

「幕張総合高校に入りたい」という受験生の気持ちを踏みにじる行為に憤りを感じます。

 

ただ、報道によるとA判定枠は130名だったそうですから、前期選抜の定員(432名)に対する割合は約30%なんですよね。前期定員の70%(302名)と後期選抜の288名分は学力重視の選抜を行っていた訳ですから、特別活動重視の枠の大きさはごく普通と言えると思います。(幕張総合高校を進学校と捉えるならばやや大きいかもしれません) だからと言ってこれが受験生への慰めにはならないかもしれませんが…

 

ここからは私の邪推です。何の根拠もないのであしからず。

 

現在の千葉県公立高校入試が抱える大きな課題が「いつ入試を一本化するか」ということです。中学校と高校側の意見(一本化が望ましい)と生徒・保護者の意見(複数回受験が望ましい)が真っ向から対立していて、議論は平行線のままです。

 

もしかすると、今回の一件は特色化選抜から続く「多種多様な評価方法」にピリオドを打つきっかけとなり、学力検査と内申点による従来型の入試(つまり入試の一本化)に向けて千葉県は大きく加速するかもしれません。

 

今後の入学者選抜方法等改善協議会に注目していこうと思います。

 

 

幕張総合高校の前期選抜

毎日新聞で幕張総合高校の前期選抜に関する記事が掲載されました。

 

ただ、若干論点がずれているところもあったので、情報を整理したいと思います。

 

新聞では「実技審査でA判定のものは、自己アピールで受験した生徒より学力検査結果が100点低くても合格している」点に言及していましたが…

 

それは事前に公表されていることです。不正でも何でもありません。

 

ちなみに幕張総合高校の前期選抜の合否判定方法は以下の通りです。(高校側で公表されているものを分かりやすく要約しました)

 

学力検査結果での順位が定員の上位20%以内、または自己表現結果がA判定の者について、学力検査結果と評定値との合計値や調査書記載事項を資料として総合的に判定する。残りは、学力検査結果と評定値との合計値や調査書記載事項を資料として総合的に判定する。

 

「総合的に判定する」とありますが、実際は学力検査が上位20%以内の生徒はほぼ合格と思われます。自己表現結果がA判定の生徒は、新聞報道によると、学力検査で250点(高校の授業についていくために必要な最低学力)をクリアしていれば合格だったようです。そして、まだ定員まで残りがある場合は学力検査結果と評定値の合計による順位表を参考に上位から合格者を決めていく、という流れです。

 

ですから、自己表現でのA判定者の学力検査結果が他の合格者より100点低くとも、これはルール通りなのですから特に問題はありません。

 

問題はA判定の生徒が事前に決まっていたことです。

 

幕張総合高校の自己表現は「実技」と「口頭」の2通りありますが、新聞報道によると「口頭」でのA判定者はほぼ0名、「実技」では、事前にリストを作りA判定者を入試前に決めていたとのことです。

 

受験の公平性と言う観点で言えば、同じ検査項目(自己表現)にもかかわらず、「実技」か「口頭」で大きな差が生まれ、なおかつそれは試験前に決まっているのですから大問題です。

 

ですが…

 

一部の進学校を除けば、多かれ少なかれどの県立高校でもやっているのではないでしょうか? 考えてみてください。たかだか数分、長くても数十分の実技披露で生徒の本当のスキルを見極められると思いますか? ましてやそれを点数化できると思いますか? 高校によっては自己表現には150点もの配点があります。生徒ごとに120点とか125点とか細かく採点しているとは思えないんですよね。ほとんどの生徒は一律の点で、一部の生徒(高校側でリストアップしていた生徒)には満点、なんて採点をしている気がしてなりません。

 

県教委からは「“受験生に疑問を持たれないよう選抜基準を分かりやすく示す必要がある”として、他の県立高校にも基準の透明性を確保するよう指導する。 」というコメントがありましたが、私からすれば「何をいまさら」です。(多くの塾関係者がそう思っているのではないでしょうか)

 

特色化選抜の時代(H15~H22)から、ずっと入試の公平性・透明性は問題点だったではありませんか。10年以上も仕事をしてこなかったのは他ならぬ県教委だと私は思います。

 

今回の一件で、千葉県の公立高校入試が良い方向に向かっていくことを願ってやみません。

 

あと、現在幕張総合高校に通っている生徒(特に部活動を頑張っている生徒)に偏見を持つことは止めて欲しいと思います。事前にリストアップされていたとはいえ、部活動等の特別活動で優れた実績を有し、なおかつ高校側で授業についてくるだけの学力があると判断されて合格した訳ですから、彼らは何も悪くありません。今回の問題点は「事前にリストができており、実技と口頭で採点差が生じていたこと」であり、悪いのは大人たちです。在校生には引け目を感じることなく残りの高校生活を楽しんでもらいたいと思います。

 

最後に細かい情報を。

 

①新聞報道では「校内からの批判もあり、自己表現でのA判定者の合格ラインを250点から265点に引き上げた」とありましたが、今年の前期選抜はおそらく平均点が40点ほど上がっていますからボーダーの15点アップは無意味です。

 

②数年前の幕張総合高校の合否判定方法は、「学力検査結果が上位、及び自己表現結果がA判定の者について、学力検査結果と評定値との合計値で…」というものでした。私、実はそのとき「“学力検査が上位で、かつ自己表現がA判定の者”はほとんどいないのでは? “及び”は間違いで“または”が正しいのではないか?」と高校に問い合わせているのです。高校の対応は「一切お答えできません!」「公表しているのが全てです!」と随分とけんか腰で不快な思いをした記憶があります。ちなみに翌年から「及び」は「または」に変わりましたけどね。

 

③特色化選抜の時代に生徒から「自己表現の時間にグループ分けをされたんだけど、どうみても上手い組とそうじゃない組なんだよね。顔見れば他校の生徒でも選抜チームとかクラブチームの子は有名だから分かっちゃうんだよね。」と言われたことがあります。つまり事前のリストアップはその当時からだった訳で…

 

 

申し訳ありませんでした

7月にホームページ内の問い合わせメールが届かないという不具合が発覚…

 

画面上には「送信が完了しました。ありがとうございました」等のメッセージが出るにもかかわらず、塾側でメールを受信できていないというトラブル…

 

トラブル発覚までの間に問い合わせをされた方からしてみれば「無視された」状態な訳で、失礼極まりないことをしてしまいました。

 

設定等を一通りチェックしたのですが、原因は分かりませんでした。ただ、ネット情報によれば、問い合わせフォームはシステムが不安定とのこと。

 

おそらく、システム上の問題なのでしょうが、こうなってくると素人の私にはお手上げです。

 

で、「問い合わせフォームはご利用いただけません」の一言を追加してからは、ブログも含めてホームページを放置してしまいました。

 

正直、ホームページを閉鎖しようかと悩みました。何とか開設まではできたものの、維持・管理までとなると、素人では負担が大きいことが分かったからです。

 

そして、今日。

 

そろそろ結論を出さないとな、と思いつつ、「大網」「塾」で検索してみると…

 

あれ? 小高進学塾が検索1ページ目に表示されている? 嬉しいような、放置状態であるがゆえに恥ずかしいような、何とも言えぬ感覚です。

 

いずれにしても、「放置はまずい」と今更ながら自覚しました。

 

ということで、検索で上位にヒットするのならば、まだまだ小さな塾ですし、当面はホームページを継続することに決めました。(システムエラーは心配ですが…)

 

そうなれば、問い合わせフォームの修復が必要です。再度、設定し直します。

 

直りました! 7月には何をやってもダメだったのが、一発で直りました! 何だか良く分かりませんが、直ったので一安心です。

 

次いで冬期講習のご案内をアップ。

 

で、現在このブログを書いています。

 

また、この数か月のことを思い出しながら書いていきますので、今後とも宜しくお願いいたします。

 

 

フォームメールに関するお詫び

ホームページ内の「お問い合わせ」にある「フォームメール」が不通状態になっておりました。

 

先日、夏期講習のお申込みにいらした方からのご指摘で判明いたしました。

 

「送信が完了しました」というメッセージが表示されるのにもかかわらず、そのメールを塾側で受信できておりませんでした。

 

この場をお借りいたしまして深くお詫び申し上げます。

 

なお、4月28日の時点では受信できておりましたので、不通時期はそれ以降であるものと推測されます。4月末でサーバーの無料期間が終了しましたので、そのあたりに原因があるのかもしれません。ただいま原因の調査中です。

 

 

夏期講習が始まりました

7月21日(木)から夏期講習が始まりました!

 

とは言っても、総体期間中で欠席者も多いので24日(日)までは勉強会です。各自、学校の宿題を進めたり、サマーチェックテストを受けたりしてもらっています。

 

サマーチェックテストはすぐに採点して帳票を作り、生徒別に苦手単元の確認や夏期講習の目標設定をしています。結果を見てちょっとがっかりしている生徒もいましたが、今の成績はあくまで参考記録です。大事なのは「この夏でどれだけ学力を伸ばすか」ですよ。

 

ちなみにサマーチェックテストの帳票はこちら↓

16072301

 

ちょっと意外だったのは学校の宿題量です。思いのほか少なくてびっくりです。「塾の夏期講習があるよね」と遠慮なさっているのでしょうか? 計算ドリルや復習プリントなど、もっと出して欲しかったような…

 

ところで、中学生の授業は25日(月)からですので、まだ夏期講習のお申込みを承っております。(サマーチェックテストはご自宅で解いてもらうことになります) 各学年若干名の余裕がございますので、お気軽にお問い合わせください。

 

 

生徒の眠気防止

期末テスト後のフォロー(補習)としていたときのことです。

 

一人の生徒がうつらうつらとしています… まぁ、この時期は仕方ないんですけどね…

 

と、ちょっとひらめきました。冷えピタがあったはず!

 

「先生! 眠くありません! 眠気飛びました!」

 

大成功です!

 

ということで本日大量に買い込んできました。

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この夏、小高進学塾では「冷えピタサービス」を実施します!

 

あ、商品名は熱さまシートでした…

 

 

千葉経済高校の塾対象学校説明会に行ってきました。

7月14日(木)に千葉経済高校の学校説明会に参加してきました。

 

私立高校進学は「学費が高い」という悩みがつきまとうものですが、千葉経済高校では授業料が無料になる減免措置をとっているそうです。

 

まず、保護者の方の年収が約910万円未満なら、国の就学支援金(9,900円)が支給されます。

 

さらに、保護者の方の年収が約600万前後以下なら、県から授業料の2/3から上記の就学支援金を除いた額が免除されます。

 

そして、千葉経済高校では、残った授業料も全て免除してくれるのです。

 

まとめると、千葉経済高校の場合は、

保護者の方の年収が910万以上なら、授業料は29,900円です。

保護者の方の年収が600万前後から約910万なら、授業料は29,900-9,900で20,000円です。

保護者の方の年収が600万前後までなら、授業料は無料となります。

ただし、施設設備費や実習費等は免除されませんのでご注意ください。

 

現在、約半数の生徒がこの制度を利用されているそうです。ちょっと計算してみたのですが、千葉経済高校の負担額は数百万単位ですね。この制度はかなり魅力的だと思います。

 

さて、メインとなる普通科・特進コース・商業科・情報処理科の説明ですが、ほぼパンフレットに沿ったものでしたので、ここでは省略します。

 

気になったのは進学実績です。国公立・早慶上智・GMARCH理の一般入試に限定すると

国公立…0名

早慶上智…6名

GMARCH理…5名

という合格実績です。推薦入試を加えれば倍近い実績となりますが、特進コースを設けて10年経つので正直もう少し期待したいところですね。

 

 

お問い合わせ&体験授業

7月12日(火)・14日(木)とお問い合わせをいただきました。また、そのうちのお一人は体験授業にもご参加いただきました。ありがとうございます。

 

直後にご予定がおありということで、あまり詳しくご説明できませんでしたが、ご検討いただければ幸いです。また、ご予定ぎりぎりまでお話ししてしまい申し訳ありませんでした。この場をお借りしてお詫び申し上げます。

 

後で気がついたのですが、お問い合わせのきっかけをお伺いするのを忘れてしまいました。実はこの夏、郵便局の「特定期間引受配達地域指定」という、かもメールのDMをうったのです。その反応率を確認しなければいけなかったのですが…

 

ちなみに「特定期間引受配達地域指定」のDMは、「〇〇地域に△△枚」という形で郵便局に依頼するものです。弊塾では、お受け取りになった方のご住所やお名前等の個人情報は所有しておりませんのでご安心ください。