後期選抜出願

2月19日(金)に後期選抜の募集人員数が発表になりました。

 

やっぱり入学確約書未提出者(内定辞退者)がいましたね。県内で計22名が前期合格を辞退しました。私立高への進学を決めたケースと単なる確約書の出し忘れという2つの可能性が考えられます。(ちなみに、どちらの場合でも彼らは後期選抜に出願することはできません)

 

前期選抜募集枠100%の専門学科でも内定辞退者がいました。一宮商業高校です。ただし、一宮商業高校は3名定員数を上回って合格者を出してあったので、後期選抜は実施されません。

 

 

千葉学習塾協同組合の外房支部会

無題

2月19日(金)に千葉学習塾協同組合の外房支部会があり、17日(水)の前期選抜の合否結果を持ち寄って情報交換をしてきました。

 

自己採点ですので誤差はありますが、情報を持ち寄ることで各高校のボーダーラインが大体見えてきます。もし、自塾に前期選抜不合格者がいた場合は、その理由(5科の点数が足りなかったのか、内申点が足らなかったのか、それとも2日目の自己表現等の検査の出来が良くなかったのか等)が掴めるわけです。そして、これは後期選抜の受験校を決める際の有益な情報となります。

 

もちろん、個人情報は伏せた上で情報交換をしますのでご安心ください。

 

他にも、多数の役立つ入試情報を入手することができました。例えば、壁掛け時計の有無についてですが、最近では壁掛け時計をあえて外す高校が増えているようです。全ての時計をチャイムに合わせることが煩わしかったり、机の位置によって見えづらかった等のクレームを防止したりする意図があるのだと思います。調査できた範囲では、

壁掛け時計なし…千葉南高校・成東高校・東金高校・東金商業高校・大網高校・長生高校

壁掛け時計あり…茂原高校

という結果でした。

 

ちなみに私は、大学入試の際に腕時計が止まったことがあります。試験後、駅に向かう途中で気が付きました。あと数時間ずれていたらと思うと今でもぞっとします。(それ以来、検定や試験の際は時計を2つ持つようにしています)

 

 

前期選抜の合格発表

2月17日(水)は前期選抜の合格発表日でした。

 

入試日のブログでも書きましたが、今年は開塾一年目(9月開塾)のため、塾生に受験生はいません。塾講師生活20年にして、初めて全く緊張しない合格発表日となりました。

 

という訳で、私が気になったのは専門学科の合格者数です。

 

昨年までは、前期選抜において定員数を上回る合格者を出すことはできませんでした。しかし、今年は前期選抜枠を100%にした専門学科が多数存在します。もし、これらの学科で定員数と合格者数を同数にすると、入学辞退者が出た場合に欠員が生じ、定員が1名でも後期選抜を実施しなければなりません。それを防ぐためには定員数を若干上回る合格者を出しておく必要があるのですが、果たしてどうなったでしょうか?

 

定員数を上回る合格者を出した近隣高校

千葉商業・成田国際(国際)・東金商業・大網・茂原樟陽(生産技術と緑地計画)・一宮商業

定員数と合格者数が同数だった近隣高校

千葉工業・京葉工業・幕張総合(看護)・八街・東金(国際)

 

定員と受験者数がほぼ同数の学科と定員割れをしている学科、および多数の不合格者を出した成東(理数)は除きましたが、見事に高校によって対応が分かれましたね。

 

なお、この話は、前期募集枠100%の専門学科についてのものです。普通科のように前期選抜募集枠が100%未満の高校は、今年も定員数を超える合格者を出すことはできません。実際にそのような高校はありませんでした。

 

 

フレイ・トルメンタ

中2の英語の教科書(Sunshine/開隆堂)のプログラム9に、覆面レスラーとなって孤児院の資金を集めた聖職者の話が掲載されています。

 

One day, Sergio watched a professional wrestling match on TV.

All the wrestlers wore masks.

“That’s it!” He thought.

“I can earn lots of money without showing my face.”

 

これは、彼(Sergio)が覆面レスラーとなったきっかけの場面です。without showing my faceから彼は身元を隠したかったのだろうと推測できます。しかし、彼のリングネームのFray Tormenta(フレイ・トルメンタ/スペイン語)ですが、Frayは修道士という意味なのです。(ちなみにTormentaは雷雨という意味で、日本では彼を「暴風神父」と紹介しています)

 

また、メキシコでは、彼がレスラーとしてデビューする12年前に、神父が孤児院のためレスラーとなって戦うという映画が公開されていたらしいのですが、何と主人公の名前がTormenta。

 

彼はレスラーになるにあたり、身元を隠すつもりはなかったのではないでしょうか? リングネームが「暴風神父」じゃ、ばれるのは時間の問題ですしね。

 

ということで、私は、顔を隠せるからではなく、札付きの悪として有名だった彼は腕っぷしに自信があったからレスラーになったというのが真実のように思います。(ただし、デビュー時すでに30歳を超えていた彼は、思惑通りに勝つことはできず、やられ役が多かったそうです。しかし、それでも孤児のために何度も立ち上がり続ける姿が彼の人気に火をつけます。ファイトマネーも上がって、12年後には新しい孤児院を建てることができたそうです。)